9. 両親は、日本の伝統的なしきたりをアメリカでは取り払い、違う流派の音楽家とも活動しました。

彼らはある意味伝統を破ったんです。日本ではとても厳格な規則に縛られるでしょう。あなたは我々の音楽を演奏しなくちゃいけない、我々の流派の規則や規約に乗っ取らなければいけない、とか。私の父はそれを馬鹿馬鹿しいと思ったのね。彼はこう言いましたよ。「もしあなたが兄弟や姉妹の奏でる音楽に合わせて箏を弾いたら、あなたが所属している流派がどう変わるというのか、あなた達は同じ楽器を楽しんでいるのではないか。」これが彼の考え方でしたし、母も同じでした。ですから二人がこちらに来てから、楽器を演奏する人に出会うと、「一緒に集まりましょうよ。小さな演奏会を開きましょう。うちで一緒に練習しましょうよ」と声をかけて、週末はそうやって過ごしていました。

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