14. 戦前は、ほとんどの日系の子どもたちが何らかの日本文化の習い事をしていた。

それはね。移民の家族なら誰しも、自分達の社会的地位の向上を望んでいると思いますよ。それに非常に階級意識の強い国からやって来て、来てみたら、もっとずっと自由でいられて、子供に芸事を学ばせる機会やそのための収入が持てる……

そういうところだったのです。だから誰にも分け隔てなどありませんでした。学びたければ学ぶ。というわけで、活け花もあれば茶道もあり、あらゆる芸事が行われていました。若い男性は剣術の剣道や柔道を習っていましたね。合気道はもう少し後から入って来ましたが、こういったことが全ていっぺんに起こっていました。ですから男の子は放課後に武道を習いに行っていて、みんなとても健康で活発でした。また、どこの会でも発表会や演奏会をする時には、チラシを配って「私たちの活動を支援していただけるなら、チケットを買ってくれませんか」と呼びかけていました。

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