- K – Kayoko Wakita
- K
- 学校に行って、この土地を離れなければならなくなった事を告げると、多くの人がサイン帳に寄せ書きしてくれました。子供の時ってサイン帳を持っていますよね。そのノートに皆が、どこに行っても元気でいてねと書いてくれたのです。収容所に着いてからも、まだ皆と手紙のやり取りをしていました。イースターの時の事を覚えているわ。彼らは私にスカートとセーターを送ってくれたのです。それで、(収容所に)手先の器用な若い男性がいたので、綺麗な木彫りの鳥を、彼ら一人ひとりのために作ってもらいました。今なら蒐集家のアイテムになっていると思います。これをいくつか、1ダースくらい作ってもらって、まとめて一人の女の子に送り、「イースターのプレゼントを送ってくれた優しいみんなにあげてください」と伝えました。