28. 父は尺八を収容所に持っていき、貯水湖の夜警をする傍ら同僚に教えたり、演奏したりしていました。

  • K – Kayoko Wakita
K
父は、楽器が小さかったので(収容所に)尺八を持って来ていました。そして、やがて貯水池の夜間警備員の仕事を得ました。これはおかしな考えを持つ人が貯水地に変なものを投げ入れないように見張る仕事です。24時間から36時間交代でしたので、父はそこに尺八を持って行ったのです。幸運なことに、父と一緒に仕事に就いた男性は尺八に興味がありましたので、父が彼に稽古をつけて、二人で練習したり演奏したりしました。それは、自分ではどうすることもできない状況にひどく落ち込んでいた父にとって本当に素晴らしいことだったと思います。父は工芸制作が得意だったので、勤務時間の合間には大工仕事を習ったりしていました。

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