7. 母も裕福な家の出で、アメリカで歯科医になることを目指していました。

母は和歌山県の新宮で生まれました。大きな町です。母の母方の祖父母は大きな醤油工場を持っていましたので、何も不自由のない家庭に生まれました。母の父はその会社のマネージャーで、会社の所有者の娘と結婚しましたから、家族はそこで余裕ある暮らしをしていました。母はもちろん色々な芸事を習い、また学校も卒業するまで行かせてもらっていました。しかし、母も不運に見舞われました。父親が再婚したのです。そのために大変辛い思いをしました。でもアメリカに渡ってきましたからね。母は本当は歯科医になりたかったんですよ。想像できます?
それで私は気がついたのですが、母がこう言うことを話してくれた時に思ったのは、当時の彼女の歳で、いかに彼女が自由な精神の持ち主であったかということです。女性がいかなる専門職にも就くことがなかった時代です。それでも母は、「私はいつも歯医者になりたいと思っていたの。これは私の歯が悪かったからかもしれないわ」と言っていました。それが母の目標だったのです。とても自由奔放な人でした!

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カテゴリー: 脇田

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